大熊ワタル気まぐれ日記:2006-04-11


2006年04月11日(火)第52回全国チンドンコンクール@富山

優勝こそ逃がしたが、楽しくも濃い週末だった。
初日の予選は雨天でホール会場だったが、なんとトップ通過(長崎の河内屋さんと同点)という上々の滑り出し。
翌日も、準々決勝は、チンドン通信社の実力派・花田君チームに快勝、ベスト4に進むも、準決勝はミス連発で無念の敗退。
でも、最初のステージがバッチリだったし、3度も演技ができて疲れたけど楽しい大会だった。
http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/cin/prize.html
予選通過は30組のうち8組で、本選は準々決勝、準決勝、決勝とトーナメント。しかも宣伝するクライアントも変わるので、準備がとてもハード。優勝するには4つのネタをつくらなければならない苛酷なコンテスト。
2年前までは一回切りの演技で審査するやり方だったのが、50回を機に、マンネリ打破ということか、大々的に方式が変わった。
しかし、東京組は本選通過の段階で、なんと我々・東京チンドン倶楽部のみ。同点組の選別でクジ引きとなったので、クジ運もあるが、逆に大阪のチンドン通信社は5組も残り、対照的な展開。
東京はもともと個人商店ばかりで、組織性に欠け、かつては上位を回しあってきたベテラン親方には、もはやハードルが高くなりすぎ、中堅・若手も勝つことを度外視したような奔放な芸風がある。それでも、さすがに今回は、それぞれ心中期すものがあったのではないだろうか。
いずれにせよ、面白くなった点だけではなく、逆に疑問の多い部分と、いろいろ検討の余地がありそう。
とはいえ、最後の大通り大パレードは、爽快。
何万ものお客さんに楽しんでもらいながら、吹きまくり驀進するなんて最高!

[link:29] 2006年04月11日(火) 05:18