大熊ワタル気まぐれ日記:2009-10-27


2009年10月27日(火)DRIVE TO 2010

 昨日は嵐のなか、シカラムータでDRIVE TO 2010@新宿ロフトに出演しました。
 激しい雨で、動員は厳しいだろうと諦め気味でしたが、サブステージ?の映画の動員もあってか、天気のわりには満員に見えました。
 すでに他でも書いてますが、19歳の夏に遭遇したDRIVE TO 80 にはとても刺激をもらいました。
 全部見たわけではないけど、当時はドラム&ヴォーカルだったヒゴヒロシさんのミラーズがカッコよかったことや、フリクション、リザードが満員総立ちでほとんど見えなかったこと、ゼルダのボーカルの子(当時のサヨコちゃん)がやけに若そうだなと思ってたら、まだ中学生らしいと聞いてびっくりしたり、NONBANDのNONがまだ一人弾き語りで飛び入りし、これまた驚かされたり、などなどいろんなシーンを覚えてます。
 ともかく、こんなにパンク・ニューウェーブバンドをまとめて見られるイベントは前代未聞だった。大きな刺激をもらって、その後すぐに絶対零度でのバンド活動が始まって行くわけです。
 そのDRIVE TO 80の仕掛け人の地引雄一さんや清水さんには、それこそ30年ぶりくらいの再会でした。今回の担当プロデュースの石戸君(いぬん堂)も含め、呼んでくれてありがとう!
 企画は大変だろうけど、時々こういうイベントあるべきだと再認識。80年代ってなにが面白かったかって、こういう出会いや発見のあるミクスチャ―的なライブが普通にあったんだよな。法政の学館もあったし。

 さて、昨日のステージに話を戻しましょう。カムラさんの歌は、昔からファンでしたが、最近の歌は、なにかただならぬ雰囲気に満ちていて心打たれます。2曲ゲストで参加させてもらいましたが、またじっくり参加したいと思いました。ヒゴさんのベースや、ヴィヴラフォンで高良さんが居たり、お得感のある編成。
 サヨコオトナラはこの間の日比谷で会ったばかりですが、ハコの中ではまた一味違う鳴りの底力を感じました。OTOは本当にポジティブで嫌味の無い人。彼が楽屋にいると、ずっと面白い話がつきない。
 川田良さんのバンドはビシビシのソウル・ファンクバンドでした。フールズのルーズな感じも大好きなのですが、きのうのPANTSというバンドは、若いメンバーを従えて、ビシビシ拍車を入れまくるという感じのハイテンションな演奏で、おかげでシカラムータのほうも気合入りました!
 とにかく久々楽しいイベントだった! 感謝!

[link:48] 2009年10月27日(火) 05:09