みわぞう祭り 2019 vol.8
6/10(月)@吉祥寺Star Pine's Cafe

当日のライヴ映像公開しました!

世界のドラマをおいしいとこどり!みわぞう劇場、開幕!

8回目を迎える今年のフライヤーも、デザイナーの坂村健次さんの素晴らしいセンスと卓越した腕前で、古いイディッシュ映画の魅力的な雰囲気に満ちた素敵なものを作っていただきました。

2012年から始まったみわぞう祭り歴代のフライヤーは、素晴らしいクリエイターさんたちの作品をメインに、こぐれみわぞうによるセルフディレクションのもと、やはりいずれも坂村さんによる魔法のような素敵なデザインです。

←クリックで拡大できます

第1回 いぬんこさんのイラスト/第2回 小塚類子さんのイラスト/第3回 ナナエルさんの切り絵/第4回 ガチヲくんの写真/第5回 ゴミアキノリさんの写真を、無礼人さん&奇島残月さんのアートワークで/第6回 烏賀陽弘道さんの写真/第7回 大熊ワタルさん撮影の写真

「みわぞう祭り」とは

2011年3月11日、私たちは未曽有の大震災に見舞われました。
原発事故による放射能汚染は、日本ばかりでなく、世界中におよんでいます。

国内外で命の危険をおびやかされ、平和に生きる権利を奪われている人たちがたくさんいる。
それに胸を痛め、立ち上がり、それぞれに得意な様々なカタチで力を尽くす人たちもたくさんいる。
そんななか、音楽家の私にできることを考え、辿り着いた先が、お祭りでした。
疲れた体と心を癒し、元気がみなぎるようなお祭りです。
そして、祝いの場が持つ底抜けに幸せな空間づくりのために、だれかのお誕生日を祝おうと思ったのですが、
一度くらい自分の誕生日にかこつけてもいいかなと思い、僭越ながら、311が起きた翌年、初めてみわぞう祭りを開催させて頂くことになりました。
それ以来、たくさんのメンバー、スタッフ、お客様がたに支えられて、毎年開催が叶い、おかげさまで今年は8回目となります。

この日祝われるのは私ではなく、この世に生まれ、今を共に生きてくれている皆さんです。
「生まれてきてくれてありがとう!」と言われに、ぜひおでかけください。

(みわぞう祭り主宰 こぐれみわぞう)

9つのキーワード

これまでのみわぞう祭りは、毎年、さまざまテーマでお送りしてきましたが、第8回目となる今年は、これまでの集大成のプログラムをご用意いたしております。
ひと晩でこんなにもクロスカルチャーな音楽を楽しめる、世界でも珍しい公演を、東京・吉祥寺でご堪能ください!

【キーワードをクリックすると参考動画をご覧いただけます】

(upper/L-R)
Klezmer/クレズマー
 Yiddish songs/イディッシュソング
  屋根の上のバイオリン弾き/Fiddler afn dakh(in Yiddish)

(middle/L-R)
三文オペラ-ブレヒトソング/Derigroschenoper - Bertholt Brecht
 エチオピア/Ethiopia Jazz
  チンドン/Chin-Dong
(高田演芸宣伝社の娘チンドン)

(lower/L-R)
箏/Koto (Japanese harp)
 ピアソラ/Astor Piazzolla
  ブロードウェイ/Broadway
 ※サプライズネタです!当日お楽しみに!

出演者紹介


こぐれみわぞう
:チンドン太鼓、ヴォーカル、箏/主催者。全力でがんばる係。

大熊ワタル:クラリネット、バスクラリネット、鉄琴、木琴、他
 みわぞうバンドのリーダー。毎年、マルチプレーヤーぶりをいかんなく発揮。

阿部万里江:アコーディオン
 アメリカ・ボストン在住のアコーディオン奏者で、比較音楽学の准教授として、ボストン大学で教鞭をとるスーパーウーマン。ジンタらムータの海外公演では、演奏者として、通訳として、マネジャーとして、八面六臂に活躍。ちょうど来日中のため、初出演が実現。

北 陽一郎:トランペット
 渋さ知らズを代表する名トランペット奏者。シカラムータ、ジンタらムータでも数々の舞台を共にして頂き、みわぞう祭りは初回からコンプリートのご出演。北さんのトランペットのビビッドな響きあってのお祭りです。

三原智行:トロンボーン
 トロンボーン奏者・大原裕氏の「Live Laugh」や、梅津和時さんの「ちびブラス」、日本では貴重な自前のサーカステントで公演を重ねる「クロワッサン・サーカス」などでご活躍中。関西在住の三原さん、この日はわざわざご来京くださり、ご出演くださいます。

こんぶ:テナーサックス
 泣く子も黙る「海藻姉妹」や、岸野雄一さんをはじめとした素晴らしい才能との共演を重ねるこんぶちゃん。実は、こんぶちゃんのお母様とみわぞうは、20年以上前、共にお芝居をやっていた仲間。まだ赤ちゃんだったこんぶちゃんの素晴らしい成長に感激するのは、みわぞうだけではないでしょう。

関島種彦:ヴァイオリン
 高橋克典さん主演、串田和美さん演出の舞台「24番地の桜の園」で、大熊ワタルが共演して以来、ジンタらムータで大活躍してくれる彼のヴァイオリンは、クレズマーの響きにぴったり。「屋根の上のバイオリン弾き」を取り上げることになったのも、種彦くんの存在が大きいのです。

Sara von Hattenberger(サラ・フォン・ハッテンバーガー):チェロ
 カナダ出身のチェロ奏者であるサラちゃん。2016年カナダで一週間開催された、クレズマーワークショップ「KlezKanada」に、ジンタらムータが招聘出演した際、彼女もキャンプに参加。現在、東京に住んでおり、クレズマーを愛する大切な仲間として、ご出演頂くことになりました。素敵なチェロ奏者さんの活躍をお楽しみに!

木村仁哉:テューバ
 いまやジンタらムータになくてはならない仁哉くん。ハードなツアーにも、快くおつきあいくださる最高の人格者。この日も安心感に満ちた、クオリティがぶれない演奏に支えられながら、メンバーはみんな好き放題に演奏できることでしょう。

ふーちん:ドラムス
 「チャランポランタン」や「ふーちんギド」で大活躍中のふーちんも、コンプリートでのご出演。彼女のドラムの躍動感は、みんなの心とからだをわしづかみにして、ぶんぶん振り回すことでしょう。みわぞうとのコンビネーションの良さは、世界各地のツアー先で絶賛されています。
 
Baraki Halpern(バラキ・ハルペン):ゲストヴォーカル
 日本在住のユダヤ人ミュージシャン。素晴らしい声を活かして、ナレーターとしても活躍中。お父様の春遍雀來(ハルペン・ジャック/Jack Halpern)さんは、みわぞうのイディッシュ語の先生でもあり、今回、イディッシュ語版「屋根の上のバイオリン弾き」の歌をご用意できたのは、バラキさんに出演していただけるおかげなのです。

公演詳細

公演日:2019年6月10日(月)

時間:開場18:30/開演19:30

会場:吉祥寺Star Pine's Cafe/スタ―パインズカフェ

JR/京王井の頭線 吉祥寺駅・北口を下車。吉祥寺大通りを北に直進(右手に見える三菱UFJ銀行、ローソンを通過します。)、ヨドバシを越えた角を右折。20mほど進むと左手にSTAR PINE'S CAFEが見えてきます。パーキングビルの地下です。

〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
1-20-16 Kichujouji-Honcho, Musashino-city, Tokyo
TEL:0422-23-2251


k-doc script by Office K.